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まつどTODAY~松戸市議会議員 みのわ信矢のまちづくりブログ

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甲子園でのタイブレーク導入に賛成

高野連では、春夏の高校野球甲子園大会においてタイブレークを導入するために、全加盟校4,030校にアンケートを実施することを決めたとの報道が、本日付け(H26年7月14日)の各紙でなされました。

甲子園 野球

みのわ信矢は、高野連によるタイブレーク検討の報道を受け、速やかな導入を望んでいます。
そして、その流れが波及し、高校野球の地方大会をはじめ、中学野球、少年野球に至るまで、投手の投球制限などが広く実践されていくことに期待します。

選手たち、つまり子ども達の体を守りながら安全に野球に取り組める環境づくりは、最優先されるべきです。例えば少年軟式野球などでは、大会によっては『●回以上の投球は禁止』などのルールを定めている立派な運営者もいます。しかし、指導者の多くが“勝利偏重主義”にあるためと思われますが、安全確保のための環境整備は先進的であるとは言い難い状態です。


カラダを壊してまでプレーすることは、美しく尊いもの?
また野球ファン(スポーツファン?あるいは国民性?)の中には、延長に延長が重なるような試合展開にロマンを感じ、そこに“ひたむきさ”などを感じ取り美化する傾向も見られるようです。「この体が壊れようとも戦い抜く」というような精神性に価値を見出し、自己犠牲の姿勢を尊いものだと考えるむきが少なくありません。

例えばH26年7月14日付のニッカンスポーツweb版においても、このタイブレーク導入の記事のタイトルに「甲子園から名勝負消滅!?」と打ち出し、記事冒頭の書き出しを「甲子園から、数々の伝説を生んだ延長戦の熱戦が消えてしまうのか…。」としています。
スポーツを我々一般的な社会人よりも専門的に扱っているスポーツ紙ですら、このような意識を持っているとなると、とても残念な気持ちになります。


子ども達の安全と健康を最優先させるべき
名勝負や好プレーは、安全面でのリスクを抱える長時間の試合にのみ生まれるものではありません。一瞬一瞬のプレーにおいて研ぎ澄まされた神経から生まれるプレーが、多くの人を感動させることも多くあるでしょう。
それになにより、アマチュア・スポーツにおいては、観る側が得る感動よりも、プレーする選手にとって大切なものは何かを最優先して考えるべきです。
そして、その最優先されるべきものは、高野連の理念を支える「日本学生野球憲章」の「第1章 第2条(学生野球の基本原理)」にも掲げられているように、「部員の健康を維持・増進させる施策を奨励・支援し、スポーツ障害予防への取り組みを推進する」ことに他なりません。

高野連が行う全校に向けてのアンケートで、ぜひ多くの学校がタイブレーク導入に積極的に賛成をしてくれるよう、強く期待したいものです。





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[ 2014/07/14 23:24 ] 野球/ソフトボール | TB(0) | CM(0)

スポーツ指導 改善の好機に!

子どもたちのスポーツ指導を改善する好機にしたいものです!

いささか古い記事になってしまいましたが、7月3日付の毎日新聞 朝刊から。

『【スポーツ指導改善へ初会合】
スポーツ指導の改善を図るため、国やスポーツ団体、大学などの関係機関で議論する「コーチング推進コンソーシアム会議」(座長=友添秀則・早大教授)の初会合が2日、文部科学省内であった。柔道全日本女子の指導者による暴力問題を受けて、文科省は昨年7月、有識者による報告書を作成。「社会の目」を指導に反映させる仕組みを求めた報告書の提言を踏まえて、同会議が設置された。(後略)』

みのわ信矢はかねてより、我が国のスポーツ指導、特に子どもたちに対するアプローチに強い疑問を抱いて来ました。
特に、怒号が罵声が飛び交う状態には意義を見出すことができず、多くの指導者たちの資質に問題があると考えています。
暴力的かつ威圧的なアプローチは、一言で表せば「時代遅れ」であり、「無意味」な方法論であると思います。
そして、なぜ多くの指導者がそうなってしまうのかは、当ブログの過去記事で書いていますので、ぜひご一読ください。

ところで、スポーツ指導者の思考と行動が「何に対して」時代遅れであり無意味かというと、「取り組む競技への愛好心を育み、探求する姿勢を養う」ことにおいてということに他なりません。
意外かもしれませんが、子ども達1人ひとりの愛好心や探究心の育成という目標は、実はあまり重要視されてきていなかったと思います。
では、なにを目的としてきたのでしょうか?
それは、指導者自身にある『勝敗へのこだわり』に過ぎなかったのではないかと、僕は考えています。

簡単にいえば、『自分のチームが勝てば、気持ちいい』という感覚であり、最悪の場合、その競技に取り組む主体であるはずの子ども達が“ゲームの駒”にされてきてしまったという面もあるのだと思っています。

いずれにせよ僕は、我が国においてのスポーツ指導が、根本から変革されることを強く望んでいます。
その時に、同記事にある『「社会の目」を指導に反映させる』という客観的な視点での改善のみならず、指導者が本来持つべき目的の再考も不可欠だと考えます。

暴力的指導が批判されるからといって、これまでそうしてきた指導者に、「暴言はやめろ」、「怒声を浴びせるな」、「平手打ちをするな」と、いわば“引き算”で指導者への指導をしても、本質的にはあまり意味のないことでしょう。なぜなら、その指導者の目的が「自分のチームをただ勝たせること」というままであれば、世論に迎合しているだけで、本質的な変化は期待できません。

我が国でスポーツに取り組む少年少女に対する大きな指針としては2つあり、法令としての学習指導要領と、日本体育協会の規定するスポーツ憲章があげられます。そしてそのいずれにおいても、競技力の習得は第一義ではなく、あくまでも「個人の愛好心や探究心の向上」が最優先されるべきと述べられています。

指導者の資質を問い直し、指導者の目的を変化させることは、容易な作業ではありません。その指導者のそれまでの価値観を再編しなければならないのですから、さまざまな葛藤や抵抗が指導者自身に生まれるでしょうし、新たな目的を受け入れられない人もいるでしょう。しかし、これまでの古い体質を捨ててもらわなければ、スポーツ指導の改革は成し得ません。

今回設置された「コーチング推進コンソーシアム会議」においては、ぜひ、スポーツ指導全体における「目的の再確認」をしていただき、主体者である「競技者」(子どもであろうと、学生であろうと、大人であろうと)1人ひとりの技術・意識の向上のための改革を成し遂げてもらえるよう強く望みます。







[ 2014/07/08 22:45 ] 野球/ソフトボール | TB(0) | CM(0)

常盤平中学野球部 短かった夏

夏の中学総体は、スポーツに取り組んできた全ての中学生にとって、最も大事な大会といっていいでしょう。

最後の大会。
負ければ即引退。
それまで培ってきたものをぶつけて、全国制覇を目指します。


松戸市立常盤平中学野球部も、この総体に臨みました。

平成25年7月15日、松戸市大会の初戦。
8時のプレーボールからおよそ3時間、延長13回の熱戦でしたが惜しくも敗退。
彼らの夏は、そして彼らの中学野球は幕を閉じました。

常中 野球部 常盤平中学 

常中 野球部 常盤平中学 

常中 野球部 常盤平中学 

2年3ヶ月の野球部員としての彼らには、さまざまなことがありました。
一学年に24人もの選手が所属していれば、当然いろいろな事が起こります。
心身ともに成長期にあり、時として不安定なものを抱える年代。何も無いほうがおかしいくらいです。

絶えずくすぶるチーム内の不和と衝突。
中学生には消化が難しい理不尽な出来事の数々。
閉鎖的な団体の中での歪(いびつ)な上下関係。などなど。

彼らには常にネガティブな要素がつきまとっていました。

一人ひとりの実力にはそう大きな差など無い中で、活躍の場を与えられる選手がいれば、不遇な立場に追いやられる選手もいました。そして、その立場を受け入れ切ることができずに、腐りかけ、心折れそうになる選手もたくさんいました。

教員も人間です、多数の選手を平等に扱うことなど到底できることではありません。生徒・選手に対する好みや相性などの感情が入り込むことも仕方のないことかもしれません。不平等があるとは感じつつも、だからといってまず教員を非難すればいいというものでもないでしょう。

僕自身は、中学の部活野球において勝利至上主義に走ることは間違いだと思っています。しかし保護者の中には、それが必要だと思っている方もいます。
そして異動がつきものの公立学校の教員にも、部活指導の考え方は様々です。

いろいろ書きましたが、つまり、常に一定した考え方と状況の中で部活の環境を整えることはとても難しいことだということです。

明確な指導方針を打ちたてられずに進む中で、部活内の問題が外部に飛び火するなどのことも起こりつつ、最後まで不安定な要素を抱えながら彼らの中学野球は終わりました。不完全燃焼のまま引退を余儀なくされた生徒が多数いるとすれば、その原因に大人の行動(不作為も含めて)によるものである部分があることも確かです。

彼らは、充実感を得ることができたでしょうか。
選手たち全員が、チームを、仲間を、信じ合い誇りをもって引退したでしょうか。

答えは、恐らくNOです。
そういう子もいれば、そうではない子もいる、ということだと思います。

しかしそれを僕は、ただチーム批判や指導者批判として言っているのではありません。世の中に、不平等や理不尽など腐るほどあるのです。いちいちそんなことを問題にしていては、力強く前に進む大人になることなどできません。

では何を言いたいのかというと、現3年生が出場できる大会は終わりましたが、しかし彼らはまだ野球部員としての常盤平中学の生徒であり、まだまだ成長を支えるフォローが必要な少年に変わりはないということです。大人が原因となって心にくすぶったものを持ち続けてしまう生徒がいるのであれば、それに対しては引き続き対処していくということが大人の責任というものです。負けてなお先につながる気持ちを育む指導を望んでいるということなのです。

チームに不満を抱いて引退した子もいるでしょう。
試合に出場できずに怒りを、憤懣を抱えてむしゃくしゃしたまま終わった選手もいるでしょう。
野球への熱意をほぼ失ったまま最後の敗戦をベンチで迎えた子もいるはずです。

どのようなネガティブな思いを抱きながらした経験であれ、しかしそれをプラスに向かわせなければいけません。そして、失意のまま終わらせることなく、次の目標に向かわせるために鼓舞し奮い立たせることが、周囲の大人の役割です。


例年とは異なり、昨年からの常盤平中学の野球部が特殊な環境で運営しなければならなかったことは確かです。そこに現場の苦労もなかったわけではないでしょう。
しかしだからこそ、もしチームに、学校に、不信と失意を抱いて昨日を迎えてしまった選手とその家庭があるのであれば、それに対しては最低限の投げかけをして、次なる目標設定をサポートしなければならないと思います。
野球を通して、部活を通して生徒の育成を支えるとは、そういうことだと思います。



[ 2013/07/16 19:15 ] 野球/ソフトボール | TB(0) | CM(0)

久々にマリーンズ観戦

H25年6月30日
久しぶりに娘と一緒にマリーンズ観戦に行って来ました!

マリーンズ

我が家がマリーンズ・サポーターになったのは6年前。
小学校3年になったある日、突然、野球好きになった息子。それならばとおじいちゃんに連れて行ってもらったマリーンズ戦で、息子にとって野球が絶対のものとなりました。

そして、その息子に感化され、それまで野球をやったことも観たこともなかったボクも野球好きに。小学生の息子を連れての休日の野球観戦はとても楽しい時間でした。

そんな息子も今は中学3年。中学の野球部に入ると休日はほぼ全て練習に明けくれるので、野球を観に行くことも少なくなりました。なので久しぶりのプロ野球観戦です。



マリーンズ

この日は、QVCマリーンフィールド(ついマリスタって言いそうになります・・・)に新しくつくられた『パノラマカウンターシート』で観戦。
2階スタンドの一列に、奥行き30センチほどのテーブルが設置されているシート。ここに飲み物やお弁当などを広げ、ゆったりと観戦することができます。


マリーンズ




ところで、息子が最も慕い尊敬している日大野球部出身の24歳の青年がいるのですが、その彼はホークスの内川選手の従兄弟! なので、この日は、内川選手がホームランを打ってマリーンズが勝つ、という展開を期待してました(苦笑)

試合展開は、2回裏の猛攻でマリーンズが一挙に7点を叩きだし、試合は決定的な流れ。
緊張感のある試合ではありませんでしたが、でも、ホームランが3本も飛び出し、お互いの守備のファインプレーもいくつか見られ、大いに楽しめました。

リーンちゃんにもサインをもらい、娘も大満足の一日でした。


マリーンズ



[ 2013/07/01 15:41 ] 野球/ソフトボール | TB(0) | CM(0)

常盤平中学野球部 H25年春季県大会で3位!

常盤平中学校野球部は、第30回 平成25年度全日本少年軟式野球大会での千葉県大会中学の部で、見事3位に輝きました!


常中野球部 常盤平中学校 
(画像は、松戸市大会で優勝後、3年生全選手での集合写真)

県大会の準決勝、決勝が予定されていた6月8日、9日の両日は、札幌出張が入っていたため僕は息子のチームの応援に行くことができませんでした。8日土曜日は、メールで送られる試合結果に、遠く北海道から歓喜の声を上げていました!
昨日9日の知らせは、惜しくも0vs2でオール市原に敗れたというものでしたが、僕はこの結果が、選手たちの成長に十分なものであることを確信し、素直に3位の結果を嬉しく思いました。

今朝の五香駅で駅頭演説をしていた時に、挨拶をくれた息子のチームメイトのお父さんの声はガラガラで、よく聞き取れないほど^^; それだけ応援に熱が入っていたのでしょうね!!
この日は、どの野球部家庭でも、大きな充実感を持った選手たちが各家庭に明るい雰囲気をもたらしてくれていたはずで、そんな選手たちに感謝したい気持ちです。




過日の松戸市大会優勝後の記事にも書きましたが、この学年にとってこの春の大会までは、決して順調だったとは言えず、いろいろな課題を抱えていました。
24名のチームメイトが勝利というひとつの目標に向かい、一丸となることの難しさをあらゆる面で感じてきたことだと思います。

先輩が引退して自分たちがメインの学年となってから、ギクシャクしたチーム状態を表すように、練習試合でも公式戦でも、思うような結果につながりませんでした。この閉塞感を抱えたまま彼らの中学野球が終わってしまうのではという見方もあったほどです。

しかし、残る公式大会が今回の春の「全日本少年軟式野球大会」と夏の「総体」の2つだけとなり、その春の大会の松戸市予選初戦で勝利を収めてから、チームの雰囲気に変化が見られました。トーナメントを勝ち進むたびに目標が明確になり、それまではおぼろげにしか感じられなかった「全国」という目標が現実的に手が届くものだと自覚できてからは、チームに自信とやる気が備わってきたように思えました。

夏の総体で関東大会にまで駒を進めたH24年度の野球部の先輩たちも、一つずつ勝利を重ねるたびに、自信をどんどん身に着けていったことを思い出します。その自信は、礼儀やマナーの向上にもつながります。グラウンドで会う彼らの挨拶は日に日に清々しく気持ちの良いものになり、口調もどんどん明瞭になって、しっかりと自己主張をできるように成長していきました。目標を達成しながら前に進むという体験は、やはり子どもたちに大きな成長をもたらすのだということを再認識させてくれました。

その1学年後輩の今年の3年生も、まだ先輩方には追いつけなくとも、成長への確かな可能性を感じさせてくれています。

県大会に駒を進めた他地区のチームは、オール●●など、その地区選抜のチームも多い中で、単体中学校として勝負に挑み、真正面から戦って3位の栄冠を手に入れた彼ら。もちろん、3位だったということは「負けた」ということでもあるのですが、しかしこの経験は「夏の総体で全国を狙う」という目標を明確なものにしてくれたはず。

サァ、彼らにとって残るは「夏の総体」のみ!
これまで顧問の先生の下で培ってきた技術と育んできた仲間との信頼関係をさらに磨いて、悔いの無い夏にするために、また今日から練習を重ねて、24人が一つになって全国への道を拓いて行ってくれることを期待しましょう!!!






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[ 2013/06/10 10:06 ] 野球/ソフトボール | TB(0) | CM(2)
プロフィール

みのわ信矢

Author:みのわ信矢
“まつど”で生まれ、“まつど”で育った僕。“まつど”がもっともっと元気で優しい街になることを願っています。
まちづくり、政治経済、野球/ソフトボールに子ども会、etc・・・。たくさんのことを、たくさんの人たちと一緒に考え、行動することの大切さを感じています。
地域活性化を願う全国の方々との交流も、どんどん持っていきたいですね!

みのわ信矢のtwitter
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