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まつどTODAY~松戸市議会議員 みのわ信矢のまちづくりブログ

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小中学校への冷房設置を千葉市議会が不採択

H26年6月25日、千葉市議会は、市立小中学校と特別支援学校の教室にエアコンの設置を求める請願について、不採択の議決をしました。


エアコン


「耐える能力も必要」「トイレ改修が先」などがその理由です。
この議決を知り、千葉市議会の議員は、現代の学校の夏季の状況を知っているのかどうか、強く疑問に思います。

みのわ信矢は、私の子どもが通う常盤平中学校において、最も多く学校に足を運ぶ保護者であると自負しています。そしてそこで体感する夏季および秋口初旬の学校内の暑さは、児童・生徒に集中して勉強をさせる限界を超えていると感じています。

「自分が子どもの頃は、暑さ寒さは我慢したもんだ」
千葉市議会議員のみなさんは、そう言いたいのでしょうか。だとすると、社会の環境変化に対して全く無知であり無頓着だと言わざるを得ません。

例えば松戸市には、建築後30年を超えた学校が少なくありません。そして、その鉄筋コンクリート建ての校舎が、灼熱の太陽を浴びたことでの蓄熱による校舎内の空気は、大人でもげんなりしてしまいます。
その状態で生活させることは、まだ物事への耐性が不完全な児童・生徒にとっては、より苦痛であると思います。

それを「甘やかし」ととらえるのかどうかという問題だとすると、千葉市議会議員の多くとみのわ信矢の間には、大きな溝があるという事なのでしょう。私は市議会議員として復活できた際には、「公立小中学校へのエアコンの設置」を活動の一つに据えようと思っています。

ところで、議会を取り巻く環境は、それぞれの自治体や地域によって大きく異なります。
例えば、議会には、いろいろな事を求めるさまざまな請願や陳情が出されますが、「誰がその請願や陳情をだしたのか」によって、議会のとらえ方はさまざまなのです。
簡単に言い換えると、同じことを言っても、AさんとBさんでは、受け手の気持ちやとらえ方が全然違うということがありますね。そのような事が、議会にもあるのです。

なので、千葉市議会にも、今回の請願を出した団体と議会の関係において、外からは理解できない事情があったのかも知れません。それくらい、議会と地域、議会と住民という関係性には、ナイーヴな部分もあります。

しかし、です。
今回の請願不採択には、ある程度のことを憶測したとしても、納得・同意することはできません。
子どもたちの学力を向上させ、安定した状態でさまざまな経験を積ませるためにも、子どもたちの成長過程に沿った環境作りは必要です。環境整備が追いついていないから、子どもたちの吸収力が低下する事になるのであれば、それは行政の不作為であると考えます。

予算化への困難さも、自治体によって異なるでしょう。ですから、すぐに予算化し設置できないことへの批判をしているのではありません。「耐える能力」だなどといって不採択ということは、設置しないことへの意義があるということで、みのわ信矢はその考えを批判しているのです。

千葉市議会は、エアコン無しに議会を開催してみる事をお奨めします。
「議場には窓がないんだ」
「子どもと大人は違うんだ」
そう言うのでしょうか?
でも、子どもに「耐える能力」を求めておいてあの暑さに対して無頓着でいるのであれば、ご自身の耐える心で議場の暑さを吹き飛ばしてみては?と思います。

千葉市の小・中学校へのエアコン設置請願の不採択。
みなさんはどうお考えになりますか?



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[ 2014/06/27 10:26 ] 社会 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

みのわ信矢

Author:みのわ信矢
“まつど”で生まれ、“まつど”で育った僕。“まつど”がもっともっと元気で優しい街になることを願っています。
まちづくり、政治経済、野球/ソフトボールに子ども会、etc・・・。たくさんのことを、たくさんの人たちと一緒に考え、行動することの大切さを感じています。
地域活性化を願う全国の方々との交流も、どんどん持っていきたいですね!

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