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まつどTODAY~松戸市議会議員 みのわ信矢のまちづくりブログ

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東京都児童会館が閉館

今年度末、H24年3月31日をもって、渋谷にある東京都児童会館が閉館になるとのコラムを読みました。


東京都児童館


僕は中学から大学まで、青山学院で育ちました。大学の1・2年は当時の厚木キャンパスに通いましたが、それ以外は青山のキャンパス内にある中・高・大のそれぞれの施設に通っていました。
この児童会館には、中等部の頃、土・日に学校近くで友達と集まったときに、特に何が楽しい場所でもないのだけれど、お金を使わずに時間をつぶせる施設としてたまに行っていたことを思い出します。

都内の私立の中学校には、いろいろな地域から生徒が通っています。
千葉県の松戸に住む僕は特に遠くから通っていた生徒で、「千葉に行くにはパスポートがいるんだよなw?」なんてからかわれたりもしましたね(笑)。
それはともかく、各地に住む友達が土・日に渋谷で待ち合わせて遊ぶわけですが、渋谷までは通学定期券があるのでお金はかかりませんが、それ以外にそうそうお金を使うわけにもいきません。公園で鬼ごっこという年齢でもなくなっていて、出費をともなわず時間をつぶせる場所を探しながら友達と過ごすことが多かったのです。その時に、たまに訪れていた場所が、この児童会館でした。

ざっと30年は足を運んでいないので今の様子は分かりません。あくまでも当時の雰囲気ですが、ハンマーコング(重たいハンマーで的をたたき、その勢いで重りをどれだけ高くとばせるかという大型玩具)やパンチング・マシン、卓球やバドミントン、あとはオンボロのトランポリンなんかで、キャッキャいいながら遊んだような記憶があります。

また、音楽が大好きだったので、中学1年生から友達とバンドを組んでいました。渋谷のヨドバシカメラの裏手にあった河合楽器の5Fのスタジオがお決まりの練習場所ですが、当然、レンタル料がかかり、長時間の練習はできません。なので、楽器を担いで児童会館に移り、多目的スペースみたいな場所で、アンプを通さずに演奏の練習をしたりもしたものです。

高等部にはいると、時間の使い方が変わってきたため、児童会館に行くことは全く無くなりました。それ以来、一度も足を運んだことはありません。


今朝、同会館閉館のコラムをネットで目にし、東京都議会が決めた閉館そのものにたいして、千葉県の松戸に住む僕がその是非について語るつもりもありません。
ただ、一般論として、児童館政策って難しいんだよな、と改めて感じたりはしています。

僕の地元の松戸市には、市が保有する児童館が1つあります。それはたまたま僕が住む町会内にあり、もう中学生になったため行くことが無くなった長男も、小学生の頃はよく友達と行っていたようです。現在4年生の長女は、友達と待ち合わせ、設置されたパソコンで計算のソフトをしたり、お絵かきをしたりと、時折利用しています。

では、市内の各地から、小さなお子さんを連れてこの児童館に遊びにくるご家庭がどれほどあるかというと、細かく調査したわけではありませんが、あまり多くはないのが実情です。
誤解を恐れずに表現すると、松戸市では児童館政策を日本共産党が積極的に推進していたことがバイアスとなり、児童館政策への議論が停滞してきたという背景があります(推進派とそれを警戒する側、どちらが良い・悪いという判断はひとまず置いて、客観的な状況として記載しています)。

小さなお子さんを持つご家庭にとっても、子ども自身にとっても、居場所づくりの必要性に関する議論は、地域でますます深める必要があることは確かです。児童館を増やそう、増やさなければいけないということではなく、増やすにせよ、違う政策展開をするにせよ、子どもと保護者双方にとっての「居場所」が十分に確保されているか、仮に不足しているのであればどのような施策を打ち出すべきなのか、現代の子育て事情を深く鑑みながら検証していかなければならない点だと思っています。
若干話しは膨らんでしまいますが、これは高齢者政策にたいしても同じです。リタイアされた世代が同じような時間が延々と流れる日常において、日々の暮らしにアクセントを持て、孤独に埋没しないような時間を、経済的に大きな負担を伴わずに提供できる場とはどういうものか、もっともっと検討すべきです。老後の豊かな生活へのイメージを生産層の安心感につなげ、地域生活の醸成を計ることは、多面的な意義を有しているのです。

と、少しオーバーランしましたが、児童館に関する一般論に話を戻します。
児童館政策に限りませんが、ハコ物の難しさに、物理的な問題、距離の問題があります。
先述の通り、松戸市の児童館は僕の自宅のほど近くにあり、僕たち家族にはとても便利ですが、市内の別の地区から親子が訪れているかというと、そうではありません。同施設が、例えば僕の家から車で20分の地区にあったとすると、恐らく僕は子どもたちを車に乗せて、仕事が休みの日にその施設に子どもと一緒に行くことは無かっただろうと思います。
つまり、近いから行く、そういう施設だと感じます。

こう言ってしまうと、児童館はいらないと言っているように聞こえてしまうでしょうが、そうではありません。今の施設と機能、運営に対する考え方では、広い需要を生むにはつながらないと率直に感じますが、今日的な社会状況に合わせた「居場所づくり」の検討が不要だと考えているわけでもありません。
では、現在の環境に合った児童館政策/子どもの・親子の居場所づくりとはどのようなものかと問われれば、それに対して明確な回答もできません。

ただ、こと松戸市に関して言えば、児童館政策への議論が、必要性を主張する側も、抑制を求める側も、いささか感情的な対峙を続けてきてしまったなという思いはあります。
恐らくですが、北新宿に機能移転する都の児童政策も、目的が継続されていないのではないかなど、さまざまな議論を呼んでいくでしょう。
千葉に住む僕ですが、大きな政策転換が訪れた東京都が子育て環境をどのようにとらえ、子育て家庭にたいする公的サポートのあり方をどう検討していくのかを参考にできるという点で、今後の東京都議会の児童福祉に関する議論には注目する価値があると思っています。





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みのわ信矢

Author:みのわ信矢
“まつど”で生まれ、“まつど”で育った僕。“まつど”がもっともっと元気で優しい街になることを願っています。まちづくり、政治経済、野球/ソフトボールに子ども会、etc・・・。たくさんのことを、たくさんの人たちと一緒に考え、行動することの大切さを感じています。地域活性化を願う全国の方々との交流も、どんどん持っていきたいですね!

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