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まつどTODAY~松戸市議会議員 みのわ信矢のまちづくりブログ

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【松戸市立病院移転問題】 東松戸病院を見直す


さしたる特色もなく市の新たなビジョンも見えない松戸市議会3月議会での予算案。

市立病院の移転に関しても、苦し紛れの「千駄堀地区移転案」について、市長も議会の大勢も正当化を繰り返しながら、なんの理念もないままにズルズルと進めていきたいんだろう。

これからの松戸市にとって重要な市立病院移転計画が、これほどまでに軽んじられ、利権と言い訳の中で計画化されて行ってしまうことが、なんともやり切れない。

そんな思いを抱きながら、みのわ信矢が最も市立病院の移転先として望ましいと思う松戸東病院周辺を、久しぶりに散策してきた。


東松戸病院



東葛地区内で最も自然豊かな地域のひとつ

この地に、東京都の長期療養のための施設が建設されたのは1941年。結核などの治療などが主に行われていた同施設は、その医療の性質から、緑に囲まれた豊かな自然環境の中に建設された。
プライバシーも保護されたこの環境は、悪く言えば、隔離の意味合いも多分にあった。しかしいずれにせよ、静かな生活環境は、長期療養を受ける人々にとっては良好なものであったはずだ。

他施設との統合により不要となった同所を都から払い下げを受け、松戸市が東松戸病院として開院させたのは1993年。譲渡を受けることに「お荷物になりかねない」との反対論も少なからずあったが、慢性期に特化したセンター方式の医療機関としてその役割を担うこととなった。


この東松戸病院の特徴であり最も素晴らしい点は、くどいようだが、優れて良好な自然環境に他ならない。
東葛大地の中でも比較的に高い位置にある同所。施設の周辺を、薄い関東ローム層とそれを支える成田層によって構成された斜面にさまざまな種類の木々が生い茂る見事な原生林が囲んでいる。
斜面林のふもとには、粘土層に染み込まない雨水が表土の下をつたって流れ落ち溜まって行くことによってできる湿地帯が、美しい田園風景を維持する。
丘陵と緑が織り成す深い緑の景観は、何ものにも代え難い安らぎをもたらしてくれる。

この情景と生態系こそが、みのわ信矢がここで公設医療を展開したいと思う最も大きな理由だ。


アクセスが悪い???

しかし、高塚新田に市立病院をと言うと、その立地性の悪さ、アクセス性の低さが指摘される。
また、松戸市の中心から外れていることによる利便性の悪さにも、市民の抵抗感が強くあるようだ。

松戸市内の多くの場所から公共交通機関で東松戸病院に向かおうとすると、
○松戸駅からは新京成バスで30分ほど
○東松戸駅からは京成バスで15分ほど

一旦、市川市内に出てからとなると
○本八幡駅から京成バスで30分ほど

そして、東松戸病院のホームページには
○市川大野駅からタクシーで10分
とある。

たしかに便利な地域だとは言い難い。
しかし、現在、不透明な理由で選定された千駄堀地区の候補地も、松戸市の中心部ではあるが、アクセスについては同じく悪い。「新病院を以て、新駅を」というのだとしても、それは先の話で、しかも不確定なものだ。

話を戻すと、確かに利便性は高くないものの、市川大野駅からわずか徒歩10分で東松戸病院に行けることはあまり知られていない。先述した同病院のホームページにすらこのルートは記載されていないが、同病院の職員などは日常的にこのルートを使って通勤している人も多い。

そして、この順路を歩いてみると、東松戸病院がいかに優れた環境にあるかが、とても良くわかってもらえるはずだ。




地勢の絶妙なバランスで造られた森林地帯

市川大野駅を出発点として、東松戸病院まで歩いてみる。

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

JR武蔵野線 市川大野駅は、県道9号・船橋松戸線に面していて、改札口は南方面の一箇所。東松戸病院は同駅の北東に位置するので、改札を出て反対方向に歩くことになる。

東松戸病院 地図


改札を背にして右手方向に歩くと、ほど近くにコンビニエンスストアが見えるので、そこを右折(地点①)。
線路を右手に見ながら、しばらくは道なりに歩く。

左手には緑が生い茂る丘陵地の斜面があり、右側には住宅地(地点②)。
この低地の住宅地は、かつては谷津田であったが、農地としては豊かな土壌ではなかったため、電車路線の開発に合わせて住宅地として醸成された。もったいないとは思うが、しかし地権者にもいろいろな事情もあり、いたし方ないと思うしかない。

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院




3分ほど歩くと、左手に幅の狭い階段が見える(地点③)。
森林の中につくられた階段を登るのは、確かに高齢者や足腰に疾患やハンディキャップがある人にはキツい。


東松戸病院

東松戸病院


通路としての評価は厳しいだろうが、しかしここを歩きながら周囲を見回して欲しい。
樹木や草花に詳しい方ならば、珍しいと感じる種類のものが見つけられるのではないだろうか。公園化されたりはしていないので雑然としているし、一見して美しい景観ではないが、その環境の貴重な部分は感じてもらえると思う。



東松戸病院

東松戸病院




この階段と坂道の複合路を登りきると、少しだけ平らな道。
それまでと同様の狭い道を進むと、こんどは傾斜を下って行くことになる(地点③と④の間)。



東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院




その傾斜を下った地点からの斜面林の眺めは、先ほどの森林と同様、手を加えられていないために美観的には今ひとつと感じられそうだが、生態系を感じさせる生きた森としての説得力がそこにある。


東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院



この環境こそが、結核や感染症などに苦しむ患者を包む、澄んだ、キレイな空気を生み出していたものだ。
そして、数々の鳥が飛来し、多くの生物が共存する裾野の広い体系を維持し続ける根拠だ。

慢性期医療には、特に終末期医療には、自分を振り返るための穏やかで静謐な時間を提供することは欠かせない要素だとみのわ信矢は考える。近年のホスピスや緩和ケア機能をもった医療機関は、その周囲に、病室から見下ろした時に美しい庭園が見えるように配置して設計するなど、自然体系と自分自身が一体であるという思いを与えられるような努力がある。
この東松戸病院周辺の環境は、人工的にではなく、自然そのものとして形成されてきた奥ぶかさがあり、それはこれからの松戸市が目指す医療において極めて重要な役割を担えるものだと考えている。

「ヒトの命も、生態系の一部だ。それを感じられる豊かな環境の中で医療を提供したい」

これは、昭和30年代前半、現在の上本郷に松戸市立病院を建設する際に打ち立てられた理念だと教えられたが、この高塚新田の素晴らしい環境は、終末期医療において大きな価値を持っていると確信している。





いささか情緒的な文にそれてしまったが、病院までの道順に戻る。

その低地からまた上り坂と階段が続く。
それを登りきると、そこに東松戸病院が見える(地点⑤)。


東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院

東松戸病院




一般的な成人男性の脚で、徒歩およそ10分。
60代以降の方や足腰に不安がある方には、楽な道ではないだろう。それに、ベビーカーを押してなどにも、困難があると言わざるを得ない。

しかし、
だからこの地域が医療区としてダメなのだとも、とても思えない。

千駄堀地区は、そんなに良好なアクセスを約束されているのだろうか?いや、そんなことはない。同じように、アクセスには疑問が多くていぜられてもいる。


ここでは深く論じないが、途中の経路に屋根付きのエレベーターを設置したり、部分的にミニLRTを引いたりなど、とれる方策はいくらでもある。
千駄堀との予算的な比較で言えば、借地期間が終了するという5年目以降にもし土地の買取となれば、莫大な費用を必要とするのであり、その金額をもって打てる施策などいくらでもあるのだ。

千駄堀地区に市立病院を移転したとして、近い将来、借地継続か買取かということすら示さず、総予算のイメージも市民に持たせようとしない卑怯なやり方の松戸市長と一部の議会勢力は、本当に市民のための医療機関を建設しようとしているとはとても思えない。



東松戸病院を建て替えて新市立病院にすることに、課題がなにもないなどとは言わない。
しかし、これほどの豊かな環境である立地条件を知られることもなく、理解されることもないまま、本郷谷市長と、利権なのかどうかは知らないが水面下で手を結ぶ議会勢力に、表面的で低機能な医療機関を構想されるのはまっぴらだ。


みのわ信矢は、最後まで、自身が理想とする医療機関の実現に向けて、無力を恐れず、全力で訴え続ける。


※この記事で使用した画像は、H24年10月30日に撮影したものです。





松戸市立福祉医療センター東松戸病院


千葉県松戸市高塚新田123-13
TEL.047-391-5500


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[ 2013/03/07 00:00 ] 松戸市政 | TB(0) | CM(1)
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[ 2015/11/07 23:44 ] [ 編集 ]
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みのわ信矢

Author:みのわ信矢
“まつど”で生まれ、“まつど”で育った僕。“まつど”がもっともっと元気で優しい街になることを願っています。まちづくり、政治経済、野球/ソフトボールに子ども会、etc・・・。たくさんのことを、たくさんの人たちと一緒に考え、行動することの大切さを感じています。地域活性化を願う全国の方々との交流も、どんどん持っていきたいですね!

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